乳腺専門医、形成外科専門医、マンモグラフィー読影認定医、がん治療認定医
京都駅前 まつたに乳腺・形成外科クリニック

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脂肪を用いた乳房再建

脂肪組織中には、その幹となる脂肪幹細胞が意外と数多く存在します。骨や軟骨にも分化できる、多能性を持った細胞です。この脂肪幹細胞が脂肪組織の再構成に関与しており、換言すれば脂肪組織のメンテナンス役を担っています。

腹部よりパチンコ玉大の脂肪組織を採取すれば、約3週間で1×108個の脂肪幹細胞を培養できます。脂肪の再構築に必要不可欠であるこの脂肪幹細胞と足場となる脂肪細胞を混ぜて、同時に移植すれば生着率が格段に上昇します。

 

  1. Step1

    下腹部から脂肪吸引を行い、移植用の脂肪を採取します。
  2. Step2

    その後、遠心分離器することで移植用の脂肪を用意します。
  3. Step3

    欠損部に移植用の脂肪を注入します。
  • 脂肪移植前
  • 脂肪移植後